2011年7月6日水曜日

7月6日 「案内人の基本講座」 

平成23年度 第Ⅱ期・奥会津大学・奥会津案内人養成コースが開校しました。

奥会津案内人養成コース第Ⅱ期・初日は、安ヶ平義彦氏による『案内人の基本講座』でした。

講師は、実行委員でもある安ヶ平義彦氏です。
安ヶ平氏は、32歳で南会津町たていわに移住され、ペンションを経営される傍ら、森林インストラクターとして(CORNインストラクター等など、たくさんのカタガキお持ちで、チト覚えきれません…(^0^;) )活躍してこられたベテランの「ガイド」です。

今回の講座では、『基本の基本の基本』と本人が仰有るところを押さえる講座+経験談も織りこまれて、受講生の皆さんも充分に“ガイドする”ことの幅広さと奥の深さを予感された様子でした。
講座中の写真集はコチラでご覧頂けます→Picasaウェブアルバム奥会津大学事務局 一般公開ギャラリー

さて、奥会津大学 では、何故?「奥会津案内人養成コース」を開講しているか?というと・・、
奥会津が広すぎて、山々が深過ぎて、植物や動物やキノコたちがいっぱい生き過ぎて、そして、歴史がありすぎて、文化も奥が深すぎて・・要するに、「凄いっ!」コトがいっぱいありすぎるからなんですね。

・・例えば、です。本日の講師、安ヶ平義彦氏は(最近ではペンション経営そっちのけで!?!、京都議定書関連の“地球温暖化”に関する森林調査を続けておられるのですが、、)一言で「森林」と言ってしまっても何も伝わらない…、「森」「林」って、どんな色?どんな形?どんな風になってるの?どんな歴史、どんな未来を?・・なんてことを、ちゃんと“理解”しないと、人に“説明なんかできないじゃん!”とか言ったりすると、“人の一生”が将に光陰矢のごとし…になっちゃう位、相手がデカイ…まして“奥会津”は、広大な面積、多様な文化・・・なので、ウカツに『奥会津ってこんなとこです』とは、誰にも言えなくなっちゃう。。

・・・専門的な知識を詰め込む、とか、研究者の目で探求し始めたら、10回ぐらいは輪廻転生してこないと語れないかもしれないけど、あなたの家に「友が遠方より来たル有り」の時に、『へぇ、人間って凄いんだね。祖先たちって、ガッツあったねぇ~!』って感心してくれて、『会津にはまだそういう場所や文化や、意識がいっぱい残ってるんだね。大切にしないとだネ。』って言わせちゃう!!くらいの…つまりは、人間の1回の人生の長さで間に合うくらいの“知識”とか“感動”のツボやなんかを“私から、あなたへ”伝える…そんな大きさで、波紋の和を広げることはできるんじゃないか・・、と、そーゆー構想なのであります(と、思います by 事務局)。

次回奥会津大学・奥会津案内人養成コースは、7月20日、新国勇氏の講座&フィールドワーク 『奥会津の魅力・人の魅力』『森を知る・人を知る』in ただみブナと川のミュージアムです。奮って御参加下さい。

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